フォーゴトン・レルム探訪対応の白単デッキ(スタンダード)MTGアリーナ

MTG(マジックザギャザリング)

ストリクスヘイヴンが発売し色々なデッキが考案されており、皆さん思い思いにデッキを作られているのだと思います。

プロが作ったデッキをただ使うより、自分で試行錯誤しながら、好きなように作った個性溢れるデッキでお互いに遊べるのはとても楽しいですよね。

私も自分の好きな色である白を使ったデッキを作成しました。

対戦して気づいたことなのですが、

このスタンダードの環境では、意外とドゥームスカールをはじめとした全体除去はそこまで使われておらず、クリーチャーを中心としたビートダウンデッキは強く動けると感じています。

そこで、今回は白単ビートダウンデッキをご紹介していきたいと思います。

どのようなデッキを作ってよいか分からない方もいらっしゃると思いますので、何かの参考にしていただければ幸いです

まずはリストはこちらです。一応筆者はミシック帯でぶらぶら遊んでいますが、ミシックへ上がる分には比較的に苦労することなくいけると思います。

デッキリスト

巨人落とし 3枚

無私の救助犬 4枚

命の恵みのアルセイド3枚

影槍 2枚

光輝王の野心家 4枚

歴戦の神聖刃 4枚

スカイグレイブの大槌 3枚

精鋭呪文縛り 4枚

スカイグレイブの亡霊 4枚

傑士の神レーデイン 3枚

戦闘の神、ハルヴァール 3枚

土地

冠雪の平地 19

不詳の安息地 4

サイドボード

ガラスの棺 4枚

栄光の守護者 3枚

忍耐の偶像 2枚

ドラニスの判事3枚

エメリアのアルコン2枚

払拭の光 1枚

どんなデッキ?

序盤から、無私の救助犬命の恵みのアルセイド歴戦の神聖刃などの低コストなクリーチャーを展開していき、光輝王の野心家スカイグレイブの大槌領界の剣などで強化してどんどん攻めていくアグレッシブなビートダウンデッキです。

従来のスピード感ある白単デッキより、ややスピードは落ちますが、その分色々なデッキに対応できるようになっています。

理想の流れ

1ターン目 巨人落とし

2ターン目 光輝王の野心家

3ターン目 スカイグレイブの大槌

4ターン目 戦闘の神ハルヴァール

もちろん、お相手のデッキタイプや出してくるカードによって変わってきますが、早い展開で最高打点を上げる流れが、こんな感じです。

このデッキの魅力

土地マナの事故が少ない!

単色の強みですね。

スカイグレイブの亡霊などダブルコストのあるカードもちゃんと出せるのでストレスフリーです。

マナがスクリューしても。最低でも土地が2枚あれば、ある程度動くことが可能です。

なので、土地が順当にでれば、2アクションも早い段階でできます。

2アクション以上を嫌う青を軸に打ち消しを構えるようなデッキには効果的ですね!

逆にマナフラッドした場合でも、「神」コンビの傑士の神レーデイン戦闘の神ハルヴァールは両面カードであるので、余分なマナの吐きどころもあります!

マナの運用の安定感は、デッキの持っているチカラを一定以上にキープしてくれるので、パフォーマンスのブレが小さくプレイできます!

このデッキのセールスポイントの一つです。

従来のビートダウンデッキの弱点をある程度カバーできている!

この種の低コストのクリーチャーを展開していくビートダウンデッキは、

・早い展開でのドゥームスカールをはじめとした全体除去を撃たれて崩壊する

・早い段階で恋煩いの野獣などの大きいサイズのクリーチャーを出されて、こちらが攻撃できず動きが止まってしまう

といった弱点がありますが、その点をうまくカバーできる作りになっています。

全体除去などに対しては、無私の救助犬歴戦の神聖刃で破壊不能にしたり、領界の剣でクリーチャーを回収、傑士の神レーデイン精鋭呪文縛りで妨害したりなどができます。

また不詳の安息地をクリーチャー化させることですぐに反撃が可能です。

また大きいサイズのクリーチャーに対しては、巨人落としスカイクレイブの亡霊で除去したり、精鋭呪文縛りで妨害などできます!

お相手の大きい生物は、飛行を持っていないことが多いので、妨害しつつスカイグレイブの大槌精鋭呪文縛り傑士の神レーデイン制空権を得て上から殴り、ライフレースで逃げ切ってしまえるスピードと攻撃力があります。

デッキのキーカード

戦闘の神ハルヴァール/領界の剣

神1枚目。最強の攻めのカードです。

領界の剣はパワーを上げつつ、クリーチャーを守ってくれますので、相手がなんとしても除去したくなるレーデイン光輝王の野心家に装備させれば、警戒を持つので隙なく安心して攻め込むことが可能です。

スカイグレイブの亡霊精鋭呪文縛り領界の剣を装備させることで、もしクリーチャーが破壊されたとしても、また手札に戻ってきてくれるので、再利用が可能になります。

相手としては、警戒の状態でパワーの上がったクリーチャーが攻めてくるのでキツいですし、かといって破壊すれば、また再度、場に出た時能力を発動されるので、それはそれでツライという、苦渋の選択を押し付けられるのが強いと思いました。

ハルヴァールが出れば領界の剣スカイクレイブの大槌影槍を付けたクリーチャーは二段攻撃を得られるので、勝負を決める決め手になります。

また各戦闘フェイズ(相手のターンと自分のターンどちらも)で装備の付け替えが可能なので守る際にも便利なのがとても素晴らしいですし、隙がない

第1面、第2面ともに攻めに守りに、隙がない。まさしく戦闘の神ですね。

傑士の神レーデイン/守護者の盾ヴァルクミラ

神2枚目。最強の守りのカードです。

レーデインは2/3飛行、警戒と隙のない文句なしのステータスであり、4マナ以上の大振りな呪文に対して大きな妨害が可能なので絶滅の契機など全体除去に非常に効果的です。

4マナ以上のスカルドの決戦出現の根本原理グレートヘンジエンバレスの宝剣などなど各デッキの決め手となるカードの発動を遅らせることで、その間にライフを削りきることがし易くなります。

また、これは精鋭呪文縛りにも同じような妨害が可能なので、この傑士の神レーデイン精鋭呪文縛りの相乗効果は非常に効果的です。

個人的にはこのレーデインに領界の剣を装備させると強いです。

警戒と飛行で殴りつつ、ブロックも可能。

破壊されても手札に戻りますし、戻ってきたカードを状況によってはレーデインではなく守護者の盾、ヴァルクミラで出しても良いと思います。

また赤単や白単をはじめとする、氷雪デッキに対して、大きな速度ダウンを狙うことができ、相手にとっては致命的な妨害となり得るので、こちらが非常に有利にゲームを進めることができるケースも少なくないです。

守護者の盾ヴァルクミラは、クリーチャー除去カードへの妨害、コンバットダメージの軽減が可能なので、ビートダウンに対してもコントロールデッキに対しても効果があり、幅広いデッキに対しての最大の防御壁とも言えるカードで非常に強力です。

クリーチャー同士の殴り合いは非常に有利な展開になりますし、除去呪文への妨害も効果的です。

相手に対しての妨害とは、裏を返せばこちらを脅威から守ってくれる守護神のような存在です。

このデッキには必要不可欠なカードの1枚です。

精鋭呪文縛り

ストリクスヘイヴンの唯一のカードであり、まず腐ることがない、非常に強い万能カードです。

まず3マナコストで飛行3/1は優秀ですし、場に出れば相手の手札にある土地以外のキーカード、つまりこちらに対しての脅威となるカードの発動をかなり遅らせることが可能です。

この速度ダウンは、スピードと攻撃力のある白単にとって非常に大きいアドバンテージで、そのままライフ削りきる猶予としては十分な時間になることが多いです。

さらにこの精鋭呪文縛りの凄いところは、破壊や取り除かれても、能力の効果はずっと継続したままな点です。

つまり、精鋭呪文縛りで速度ダウンさせたカードは、そのゲーム内ではずっとそのまま

こういった類のカードは壊されると効果はなくなって、相手の手札に戻るのが一般的ですけど、

そうじゃないところが、やはり一般とは違うエリート(英語版カード名:エリート スペル バインダー)なんでしょうね。

そしてさらに!ステータスが、3/1飛行というのが素晴らしい。

飛行を持っていれば、タフネスはそこまで重要ではないですし、パワー3はかなり強いです。

これまではレーデインスカイグレイブの大槌くらいしか飛行はなかったのですが、

このクリーチャーを得てから、制空権を得ることが多く、相手に地上の大きいクリーチャーを出されても、足を止めずに攻撃を続けることが可能で、これはビートダウンにとっては弱点の克服の意味合いが強いです。

また相手のクリーチャーとのコンバットで相打ちになったり、相手に除去カードを使わせても、どっちにしろ相手はこのカード1枚に対して実質2枚を失うようなものなので、非常に働きは大きいです。

それに、このデッキのキーカードとして上記に挙げた、領界の剣傑士の神レーデインとの相性が非常に良いのも魅力の一つです。

このカードは場に出ればそれだけで必ず仕事をするので即除去されても損はしないですし、

ビートダウンというデッキコンセプトの弱点の一つを埋める役割、

傑士の神レーデインに並ぶような強烈な妨害、

破壊されても能力は生き続けるというオンリーワンな効果、

どこをとっても素晴らしいエリート中のエリートなカードです。

私個人の中では一番お気に入りのカードです。

4枚です。スカイグレイブの亡霊とのセットが定番になりそうです。

メタデッキに対しての相性

まだ環境は固まってはいないので、一概には言えませんが、MTGアリーナでよく見かけるデッキに対しての相性に個人的な見解で、まとめてみました。

vsアドベンチャー系

歴戦の神聖刃スカイクレイブの大槌を装備できれば、非常に有利です。

スカイクレイブの亡霊巨人落とし切り落としを的確なクリーチャーにしっかりに当てていき、傑士の神レーデイン精鋭呪文縛りで相手の決め手のカードであるエンバレスの宝剣グレートヘンジの到着を妨害すれば、いい戦いはできます。

サイド後はドラニスの判事がかなり効果的です。

vsディミーアローグ

光輝王の野心家歴戦の神聖刃精鋭呪文縛りがキーカードかなと思います。場のクリーチャーを大きくして盤面を固めたり、妨害をすることで有利に戦えます。

サイド後の忍耐の偶像は効果的ですね。

勝率は悪くないと思います。

vs緑単

アドベンチャー系と基本的には同じ戦い方をすれば、良い戦いができると思います。

ただグレートヘンジを出されると厳しいので、レーデインをだして妨害しつつ、恋煩いの野獣などパワーの高いクリーチャーを巨人落としの切り落としなどの除去で壊しつつライフを詰める意識が大事です!

vsスカルドの決戦デッキ

レーデインを守りましょう!

スカルドの決戦を出される前に決める必要がありますのでレーデインで妨害し、レーデインを守りつつ、その間に相手のライフを詰めるようにしましょう!

スカルドの決戦デッキは土地を切り詰めているケースもあるので、レーデインにより2マナ多くは非常に効く場合が多いです。毎ターンに土地をしっかり置けないこともありますからね

vs赤単

なかなか、ハードな戦いになります。

このマッチでは絆魂を得られる影槍と、エンバレスの宝剣トーブランの到着を遅らせるための傑士の神レーデイン精鋭呪文縛りが重要です。

特に傑士の神レーデインは、相手の氷雪土地を常にタップさせた状態で場に出るように強制するため大きなスピードダウンを狙えます。そしてさらにエンバレスの宝剣もコストが重くなるため、見えている戦況以上に働きが凄まじく、相手に与える影響はかなり大きいです。

必ず、命の恵みのアルセイド無私の救助犬で死守したいですね。

vs根本原理

かなり有利にゲームを進めることができると思います。

古き神々への拘束出現の根本原理影の評決傑士の神レーデイン精鋭呪文縛りでの妨害がとても有効です。

そもそもこちらはスピードでかなり優っているので、そこまで苦戦することはないと思います。

vsサイクリングデッキ

傑士の神レーデインの第2面の守護者の盾ヴァルクミラが非常に有効です。

ドラニスの刺突者の1点は無効にしますし、雄々しい救出者型破りな協力のトークンは0/1になりますので、大きな戦力ダウンを狙えます。

早い段階でアイレンクラッグの紅蓮術師が立ってしまうとかなり辛いので、スカイグレイブの亡霊は大事!

サイド後はガラスの棺払拭の光は有効です。

さいごに

白単は、事故が少なく安定感があり、色々なデッキに対してある程度対応できるカードがあるので、

とても使いやすく楽しいデッキだと思います。

皆さんのデッキ作りの一助になれば、とても嬉しいです!

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。

赤白ビートダウン(ボロスアグロ)デッキ、青赤コントロール(イゼットコントロール)デッキの記事も頑張って書きましたので、よろしければ、覗いてみてください。

では、またよいマジックライフを!

コメント

  1. […] […]

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