『ケイヤクシマイ』5巻 感想レビュー|義姉妹百合の切なさと希望に涙【ネタバレ最小限】

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「契約から始まった姉妹関係が、ついに本物の愛へ──」

待望の第5巻を読み終えて、胸がいっぱいです。香沙音とめぐるの関係に訪れた最大の転機。そして、実姉・弘美さんの登場がもたらす波紋。今回はネタバレを最小限に抑えながら、第5巻の魅力を余すことなくお伝えします!

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下の写真はアニメイトさんで撮影したサイン入りの色紙です!感動!

📚『ケイヤクシマイ』とは?作品情報と基本設定

作品データ

  • 作者:ヒジキ先生(『あやかしこ』全8巻の作者)
  • 掲載誌:月刊コミックキューン(KADOKAWA)
  • 連載開始:2022年5月号から
  • 最新刊:第5巻(2025年8月27日発売)
  • ジャンル:義姉妹百合ラブコメディ
  • 判型:B6版・138ページ

あらすじ|契約から始まる偽りの姉妹生活

OLとして働く「残念美人」こと早藤香沙音(さとう かさね)。

彼女はある日、行きつけのファミレスで女子高生アルバイト店員の青山めぐると出会います。

雨の中でめぐるを助けたことがきっかけで、「私のお姉ちゃんになってくれませんか?」という驚きの提案が!

こうして始まった30日間の期限付き姉妹契約。しかし、同じ屋根の下で過ごすうちに、二人の間には姉妹以上の特別な感情が芽生えていき──。

早藤香沙音(さとう かさね)

残念美人OL
めぐるへの恋心を自覚
嫉妬と不安に揺れる乙女心

青山めぐる

ミステリアスな女子高生
香沙音を「姉の代わり」から
「唯一無二の存在」へ

🎭 第5巻のストーリーと見どころ【軽いネタバレあり】

ついに現れた実姉・弘美さんの衝撃

第5巻最大のポイントは、めぐるの実姉・弘美さんの登場です。

前巻で香沙音がめぐるに恋心を伝えた矢先の出来事。二人の関係に大きな波紋が広がります。

香沙音の感情メーター

嫉妬度:知らぬ間に上がっていく!この5巻では「モヤ」っと言うワードが至る所に散りばめられていて意識していなかった感情が芽生えて、増長していく感じが出ていましたね
「私は弘美さんの代わりでいい」から「私は所詮、姉の代わりなの…?」へ変化

めぐるの変化|香沙音への想いが明確に

一方で、この巻ではめぐるの心境の変化も見逃せません。

  • 香沙音を「姉の代わり」ではなく「香沙音自身」として見始める
  • 無表情だっためぐるが、香沙音のことで動揺や嫉妬を見せる
  • 「お姉ちゃんごっこ」の影が薄れ、本物の感情が表に
  • 香沙音への特別な想いが、表情や仕草の端々に滲み出る

三者三様の想い|複雑に絡み合う関係性

📊 キャラクター相関図

香沙音 ← 恋心 → めぐる

  ↓嫉妬・不安    ↑過去の絆

     弘美(実姉)

※弘美さんにも隠された葛藤と想いが…

💝 読んで感じた3つの魅力ポイント

1. 感情描写の圧倒的なリアリティ

香沙音が味わう嫉妬、劣等感、孤独感。これらのネガティブな感情が痛いほど伝わってきます。

「つらい…でもわかる…!」と何度も共感してしまう描写の数々。キャラクターの人間臭さが、物語への没入感を高めています。

推しから恋へ|香沙音の感情の転換点

今まで香沙音にとって「めぐる」は推しのような存在でした。

その幸せを願うこと自体が喜び。一緒にいたり会話できたりするだけで十分に尊い関係。契約による「姉妹」という形も自然に受け入れていました。

百合漫画好きとしても、この関係性だけで十分満足できていたんです。

しかし第5巻では、香沙音の心の奥に「モヤッ」とした不快感や嫉妬の芽が生まれる瞬間が描かれています。

💭 香沙音の心に生まれた複雑な感情
  • 家族関係の複雑さへの戸惑い
  • 推しを崇めるような気持ちから一歩踏み出す勇気
  • 一緒にいたいという素直な下心
  • めぐるの過去の傷を知って湧き上がった守りたい気持ち

これまでのように「姉として役割を果たす」意識が中心だった彼女に、恋心の火が灯りはじめたように感じられました。

実の姉・弘美との関係の真実を知ってしまったことも、その心情変化に拍車をかけているのかもしれません。

すべての感情が一気に重なり合い、香沙音の感情が大きく動き出す──。

この「恋心への転換点」を強く実感できたのが、第5巻を読んでいて特に心に残った体験でした。

2. シリアスとコメディの絶妙なバランス

重いテーマを扱いながらも、随所にコミカルな要素が散りばめられています。

  • 落ち込む香沙音の妄想にデフォルメめぐるが登場
  • シリアスな空気を和らげる絶妙なタイミングのギャグ
  • 張り詰めた緊張感と笑いの緩急が見事

3. 圧巻のイラストクオリティ

第5巻の作画は神レベル!表情の一つひとつが芸術的に描かれています。

✨ 特に見どころのシーン

  • 香沙音の泣き顔(感情がビシビシ伝わる)
  • 二人が並ぶシーン(尊すぎて拝みたくなる)
  • ラストの覚悟の宣言シーン(鳥肌もの!)

🔮 第5巻ラストの衝撃と今後の期待

クライマックスで示された「覚悟」

第5巻のラストシーンはシリーズ随一の盛り上がりを見せます。

苦しい展開が続いた分、最後に示された強い意志は、閉ざされかけていた未来に希望の光をもたらしました。

「やっと…!ついに二人が前を向いて進み出せる!」

詳細はネタバレになるので書けませんが、読者の心を揺さぶり、そして希望で満たしてくれる名シーンです。

第6巻以降の注目ポイント

  • 香沙音とめぐるの関係:契約を超えて本当の恋人同士になれるか?
  • 弘美さんの動向:二人の関係を後押ししてくれる可能性も?
  • 未解決の謎:幼い頃の「姉妹契約書」の真の意味とは?
  • 香沙音の成長:自信を持った香沙音の活躍に期待!
  • めぐるの変化:クールな彼女が愛情を学んでいく姿にも注目

🎨 作品全体の魅力|なぜ『ケイヤクシマイ』は特別なのか

単なるラブコメを超えた人間ドラマ

『ケイヤクシマイ』の魅力は、表層的なラブコメディに留まらない深みにあります。

物語に深みを与える要素

  • めぐるの過去のトラウマと家族問題
  • 「姉妹契約」にこだわる理由の謎
  • 巻を追うごとに明かされる伏線の数々
  • 過去と現在が交錯する切なく美しいストーリー

ヒジキ先生の演出力

洗練されたコマ運びと構図の妙が、物語の芸術性を高めています。

  • 感情的シーンでの大胆なコマ割り
  • 視線誘導による読者の引き込み
  • 背景や余白を活かした余韻の演出
  • イラストの美麗さと相まった高い完成度

📖 こんな人に『ケイヤクシマイ』をおすすめ!

🌸 百合漫画初心者の方へ

コメディ要素が強く、重すぎない入り口から始まるので安心。姉妹ごっこというユニークな設定で、すんなり物語に入り込めます。

💔 ドラマチックな人間関係が好きな方へ

過去のトラウマ、葛藤、嫉妬、依存…甘いだけでなく切なさも併せ持つストーリーは、恋愛ものやヒューマンドラマ好きにも刺さります。

🎨 美しいイラストを堪能したい方へ

「絵が綺麗」「顔が良い」と評判の作画クオリティ。香沙音×めぐるのツーショットは壁紙にしたい尊さです!

📝 まとめ|第5巻は感情を揺さぶる傑作巻!

『ケイヤクシマイ』第5巻は、シリーズの中でも特に感情を揺さぶられる傑作巻でした。

実姉・弘美さんの登場による波乱、香沙音の嫉妬と不安、そしてめぐるの変化──。

芸術的な美麗イラストと、胸を抉るような切なさ。それを乗り越えた先の希望の光。

百合漫画の醍醐味がぎゅっと詰まった一冊です。

姉妹百合の新たな魅力を味わいたい方、ぜひ『ケイヤクシマイ』を手に取ってみてください。

まだ未読の方は1巻から、既読の方は一緒に第6巻を心待ちにしましょう!

香沙音とめぐるの物語に触れれば、きっとあなたも二人を応援せずにはいられなくなるはずです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
香沙音とめぐるの尊すぎる契約姉妹生活、ぜひその目で確かめてみてくださいね!

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