【実体験レビュー】『明末:ウツロノハネ』は本当に面白い?賛否両論の真実を徹底解説

アクション・RPG
  1. 話題のソウルライク新作『明末:ウツロノハネ』の評価が分かれる理由とは?
  2. 評価が分かれる2つの主要因
    1. 1. PC版の深刻な最適化不足
    2. 2. ゲームデザインに対する賛否
  3. ゲーム概要:『明末:ウツロノハネ』ってどんなゲーム?
    1. 基本情報
    2. 世界観の特徴
    3. ゲームの基本構造
  4. 筆者が魅了された12の体験ポイント
    1. 1. 舞うが如き「瞬身」と「パリィ」の美学
    2. 2. 防具の「重ね着」システムで性能と見た目を両立
    3. 3. 敗北を糧にする完全無料の「スキルリセット」
    4. 4. 最後の個性を刻む「御言葉」システム
    5. 5. 戦場を彩る美麗な「法術」エフェクト
    6. 6. 死線を超えた先の絶景:高難度ボス戦
    7. 7. 複雑な物語を迷わせない親切なUI
    8. 8. 「鍛石マラソン」からの解放
    9. 9. 諸刃の剣「心魔値」の戦略的活用
  5. プレイヤーの叡智が試される三位一体の戦略
    1. 10. 防具選択:状況に応じた最適解を見つける楽しみ
    2. 11. 武器・法術:弱点属性を突く知的な戦闘
    3. 12. アイテム活用:戦略的準備の新鮮さ
  6. 世界のプレイヤーたちの生の声
    1. 国内プレイヤーの評価
    2. 海外メディアの評価
  7. 他のソウルライク作品との比較
    1. 主要タイトルとの違い
    2. 本作の独自性
  8. 総評:荒削りな原石か、磨き抜かれた異形の宝石か
    1. 認めるべき欠点
    2. しかし、それを上回る魅力
  9. まとめ:『明末:ウツロノハネ』は挑戦する価値のある作品

話題のソウルライク新作『明末:ウツロノハネ』の評価が分かれる理由とは?

2025年7月24日にリリースされたアクションRPG『明末:ウツロノハネ(UTSURO no HANE)』をご存知でしょうか?

明代末期の中国を舞台にしたダークファンタジーという珍しい設定で注目を集めた本作ですが、発売後の評価は大きく分かれています。

実際の評価状況

  • Steam:「賛否両論」(半数以上が不評)
  • Metacritic PC版:76/100
  • Metacritic PS5版:75/100
  • Metacritic Xbox Series X版:83/100

なぜここまで評価が分かれるのでしょうか?筆者が実際に数十時間プレイして感じた、この作品の真の魅力と問題点をお伝えします。

評価が分かれる2つの主要因

1. PC版の深刻な最適化不足

多くのプレイヤーが指摘しているのが、PC版の技術的な問題です。

✅ ハイエンドPCでもフレームレート低下が発生
✅ スタッタリング(画面のカクつき)が頻発
✅ 快適なゲーム体験を阻害する要因となっている

興味深いことに、Xbox Series X版のスコアが83/100と他プラットフォームより高いのは、最適化が行き届いているからだと考えられます。

2. ゲームデザインに対する賛否

一部のレビューでは「時代遅れ」「中途半端」といった厳しい評価も見られます。海外では「ソウルライクのタイムマシンに乗って10年前に足を踏み入れたようだ」とまで言われました。

しかし、この評価は本当に正しいのでしょうか?

ゲーム概要:『明末:ウツロノハネ』ってどんなゲーム?

基本情報

  • ジャンル:シングルプレイヤー アクションRPG
  • 舞台:17世紀前半、明王朝末期の古蜀(四川)
  • 主人公:記憶を失った女剣士「無常(むじょう)」
  • テーマ:人を怪物に変える謎の病「羽化病」を巡る物語

世界観の特徴

本作の舞台となるのは、中国史上最も暗い時代の一つです。

✅ 史実「屠蜀(としょく)」をベースとした重厚な背景
✅ 三星堆遺跡など実在の文化財から着想を得た幻想的な世界
✅ 血と屍、腐臭漂う独特のダークな雰囲気
✅ 日本語フルボイス対応で没入感抜群

ゲームの基本構造

マップ構成

  • オープンワールドではなく、広大でシームレスなリニアマップ
  • マップ表示なしで自分の記憶と観察力を頼りに探索
  • ショートカット開通による達成感のあるマップ踏破

基本システム

  • スタミナ管理が重要な緊張感あふれる戦闘
  • 休息・強化拠点「厨子(ずし)」(篝火の役割)
  • 一瞬の油断が死につながる手強い敵たち

筆者が魅了された12の体験ポイント

実際にプレイして心を掴まれた、本作の核心的な魅力を詳しく解説します。

1. 舞うが如き「瞬身」と「パリィ」の美学

瞬身(ジャスト回避)の魅力

  • 敵の攻撃直前に回避成功すると青いエフェクトと爽快な効果音
  • 成功すると「須羽(すう)」という戦闘リソースを獲得
  • 回避が攻撃準備につながる積極的なアクション

パリィシステム

  • 敵の連撃を弾き返す爽快感
  • 体勢を崩した敵に必殺技「破刹(はせつ)」で反撃
  • まさに芸術的な美しさを持つ戦闘フロー

2. 防具の「重ね着」システムで性能と見た目を両立

ソウルライクファンなら誰もが悩む「性能 vs 見た目」問題を完全解決!

重ね着の仕組み ✅ 性能重視の防具を装備しながら見た目は好みに固定可能
✅ 実用的な甲冑からセクシーな衣装まで多彩なバリエーション
✅ 一部の防具は髪型まで変化するこだわり仕様

筆者も軽装の見た目を維持しながら、ボス戦では重装鎧の防御力を活用するプレイスタイルを楽しみました。

3. 敗北を糧にする完全無料の「スキルリセット」

革新的なスキル振り直しシステム

  • いつでも、何度でも、完全無料でスキルポイントを振り直し可能
  • ビルドの失敗という概念が存在しない
  • 敵に合わせて戦術を変更する楽しみ

実体験エピソード 筆者がある強ボスに数十回敗北した際、剣術ビルドから法術ビルドに完全変更。すると、あれほど苦戦していたボスを難なく撃破できました。この体験こそが本作の哲学を表しています。

4. 最後の個性を刻む「御言葉」システム

御言葉の特徴

  • 探索で発見できる特殊なアイテム
  • 武器に装備してユニークな能力を付与
  • 同じビルドでも戦術が大きく変わる個性的な効果

実例 ✅ 「攻撃ヒット時に体力回復」で持久戦仕様に
✅ 「学貫シリーズ」で攻撃力大幅アップ
✅ プレイヤーごとに異なる戦い方を実現

5. 戦場を彩る美麗な「法術」エフェクト

本作の戦闘は単なる作業ではありません。壮麗なスペクタクルそのものです。

視覚効果の魅力

  • 炎の法術:画面を灼熱の光で満たす迫力
  • 雷のエンチャント:青白い稲光が敵を打ち据える美しさ
  • 苦労して溜めた「須羽」を解放する瞬間の高揚感

6. 死線を超えた先の絶景:高難度ボス戦

ボスデザインの秀逸さ ✅ 「羽化せし祭司」のトリッキーな空中機動
✅ 「猛毒の脚」の巨体から繰り出される圧倒的な突進
✅ 理不尽さと公平さのバランスが絶妙

親切な設計

  • 掴み攻撃前の特徴的な効果音
  • パリィ不能攻撃には赤いエフェクト
  • 観察眼のあるプレイヤーへのヒント満載

7. 複雑な物語を迷わせない親切なUI

NPCイベント管理の革新

  • 新たな会話やイベント進行をメニューで通知
  • 外部攻略情報に頼らずサイドストーリーを完遂可能
  • マルチエンディング作品の物語を隅々まで味わえる

8. 「鍛石マラソン」からの解放

武器強化システムの革新 従来の素材集めではなく、スキルツリー統合型の強化システムを採用。

メリット ✅ 単調な素材集めから解放
✅ 戦闘と探索に集中できる
✅ ゲームテンポの劇的改善

9. 諸刃の剣「心魔値」の戦略的活用

心魔値システムの仕組み

  • 敵を倒すor倒されると心魔値が上昇
  • 高いほど与ダメージ・経験値増加、被ダメージも増加
  • 死亡時に強敵「心魔」が出現、倒せば経験値回収

戦略的な使い道 ✅ 腕に自信がある時:高く保って効率稼ぎ
✅ 苦戦している時:死亡によるバフで救済措置として活用
✅ プレイヤー自身がリスクとリターンを調整

プレイヤーの叡智が試される三位一体の戦略

10. 防具選択:状況に応じた最適解を見つける楽しみ

最強装備は存在しない

  • 敵の攻撃属性に合わせた耐性選択が重要
  • 例:「悪夢の心魔」には斬撃耐性「定北将軍」シリーズ
  • 手持ちの「道具箱」から最適なツールを選ぶ戦略性

11. 武器・法術:弱点属性を突く知的な戦闘

属性相性の重要性 ✅ 炎を吐く敵には氷の法術が有効
✅ 重装甲の敵には雷のエンチャントが効果的
✅ パズルを解くような知的な喜び

12. アイテム活用:戦略的準備の新鮮さ

消費アイテムの革新的な位置づけ

  • HP回復だけでなく耐性上昇アイテムが重要
  • 毒沼地前の解毒薬、炎ボス前の火耐性霊薬
  • 緊急手段ではなく戦略的準備として機能

世界のプレイヤーたちの生の声

国内プレイヤーの評価

Steamレビューから

「ボス戦は面白い。パターン覚えれば勝てるぐらいの難易度も遊びやすい」

「スキルツリーを組み直したり、装備を見直すことで案外楽に攻略することもできるので楽しくプレイできています」

「主人公のデザインがかわいい。服装がセクシーで見栄えのいいものが多くそういったモチベは保たれます」

海外メディアの評価

高評価ポイント ✅ IGN:「Excellent combat」(優秀な戦闘)
✅ TechRadar:「An exceptional Soulslike experience」(例外的なソウルライク体験)
✅ GameSpot:「Gorgeous art direction」(美しいアートディレクション)

他のソウルライク作品との比較

主要タイトルとの違い

特徴明末:ウツロノハネDARK SOULS IIISEKIROELDEN RING
戦闘の焦点ジャスト回避(瞬身)ローリング回避パリィ・弾き多様な戦技
ビルド柔軟性極めて高い(無料リセット)高い(制限あり)低い(固定主人公)非常に高い
死亡ペナルティ心魔値システムソウル喪失経験値・銭喪失ルーン喪失
武器成長スキルツリー統合型素材依存義手忍具強化素材依存

本作の独自性

2つの革新的な柱

  1. 心魔値システム:死のリスクとリターンを能動的に管理
  2. スキルツリー統合型強化:素材集めの手間を完全排除

これらの要素により、『明末:ウツロノハネ』は単なる亜流ではない、確固たる意志を持った作品となっています。

総評:荒削りな原石か、磨き抜かれた異形の宝石か

認めるべき欠点

✅ PC版の深刻な最適化不足
✅ 一部UIの見づらさ
✅ 操作性の不親切な部分

しかし、それを上回る魅力

本作の核心にあるのは、戦闘・ビルド構築・リスク管理が有機的に絡み合う、深く完成されたゲームプレイループです。

こんな人におすすめ ✅ ソウルライクの熟練者
✅ メタビルド追求に飽きた人
✅ 知性と創意工夫が報われる体験を求める人
✅ ボス分析とカウンタービルド構築が好きな人

まとめ:『明末:ウツロノハネ』は挑戦する価値のある作品

『明末:ウツロノハネ』は完璧なゲームではありません。特にPC版の最適化問題は深刻です。

しかし、技術的な問題を乗り越えてプレイする価値は十分にあります。

本作が提供する体験 ✅ プレイヤーの知性を刺激する戦略的なゲームプレイ
✅ 失敗を恐れない自由なビルド実験
✅ 美しく芸術的な戦闘フロー
✅ 他では味わえない独特の世界観

本作は「異形の宝石」です。いびつで、いくつかの面は曇っているかもしれません。しかし、注意深く光を当てて覗き込んだ者だけが目にできる、眩いばかりの知的な輝きを放っています。

最後に もしあなたがソウルライクの新しい可能性を求めているなら、『明末:ウツロノハネ』に挑戦してみてください。賛否両論の声に惑わされず、自分自身の手でその真価を確かめることをおすすめします。

技術的な問題が改善されれば、さらに多くのプレイヤーにこの素晴らしい体験を届けられることを願っています。

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