Deathboundの評価と感想。購入を迷われている方へ(ネタバレなし)

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こちらの作品は、ソウルライク好きのクリエイター達が作成したソウルライクゲームで一時期話題になりました。

中世と現代が混ざったような世界観で様々なアクション、スキル、エッセンス(1個人に幾つもの異なる人格がある感じ、つまりジョブチェンジみたいな)の変更などを駆使して異様で強靭な敵を倒していくシングルプレイ専用のゲームです。

このゲームに辿り着いた方は、おそらくソウルライクゲーム、特にエルデンリングやダークソウルを経験した方が多いのではないでしょうか?

このゲームの特徴や独自のシステム、エルデンリングなどとどのような点で異なるのか、面白いのかなどをまとめていこうと思います。

どんなゲーム?

ざっくり言うと、ソウルライク好きのクリエイターが作ったソウルライクゲームで、ダークソウルやエルデンリングとは似て非なるものです。

そのためまったくの別物と考えた方が良いと思います。

特徴的な点

エッセンスという独特なシステム

エッセンスという要素があり、別の人格が自分に備わる感じでいつでも切り替えが可能(つまりFFで言うとジョブチェンジ、ドラクエで言うと転職が可能)

これはエルデンリングにはない要素で、このエッセンスを使い分ける(ジョブチェンジ)ことがダンジョン内でいつでも可能です。

初めは、剣と盾と甲冑を装備した騎士だけなのですが、進めていくうちに、盗賊や魔法使いといったエッセンスを入手できます。

プレイヤーは状況に応じて自由に頻繁に使い分けながら戦います。
ちなみに、これを戦闘中に切り替えることをモーフィングと言います

この点は他のゲームでは見ない独特なシステムです。

エッセンスのセットの組み合わせによるメリットとデメリット

エッセンスはストーリーを進めると複数ゲットできるようになるので、そこで強力なパーティ(ジョブ)編成を行うことができます。

4つまでセットできますが、隣り合わせになったものの組み合わせによって、バフやデバフがかかります。

例えば騎士と魔法使いは防御力(耐性)が上がるが移動速度が下がる

魔法使いとシーフでは最大HPが上がるなどです。

どうやら死の教会と生命の教団、敵対する勢力のメンバーを組ませると、対立が生じて戦闘に大きな影響を及ぼし、反対に、同じ信仰を抱く者同士を共に編成すると、強力なバフ効果が生じ、敵を倒す助けとなるといった仕組みのようです。

今現在、7つほどエッセンスがありますので、それの好きな組み合わせをして自分なりにカスタマイズしていくのは、このゲームにしかない斬新なシステムではないでしょうか

スタミナ管理がかなり重要!

スタミナ残量は各エッセンスでそれぞれに独立しています。

ただそのスタミナの量がかなり少ないです。

そしてそのスタミナの最大値はライフの最大値と同じです。

そのためダメージを食らうほど、スタミナの最大値も減ってしまいます。

もちろん回復アイテムがあればライフは回復しますしスタミナの最大値も回復しますが、回避や攻撃、盾のブロッキングなどでスタミナは消費しますし、その消費量も大きいです。

なので戦闘中にセットした各エッセンスにどんどん切り替えて戦うように設計されています

アイテムの強化ができる

そのアイテムはアーティファクトか指輪になるのだが、触媒を使用して、神秘のボーナスを得るか古のボーナスを得るかを選べます

もちろん触媒あれば、どちらも可能です。

上昇するものはそれぞれアイテムによって異なるので好きな方を選ぶと良いですし、最大5回までアップグレードが可能です。
ここにも成長の自由度がありますし、エルデンリングにも似たようなシステムがありましたね。
この点は共通しています

独特な成長システム

新しいスキルを獲得するとレベルアップする。

それぞれのスキルが全てのエッセンス(ジョブ)に影響します。

スキルの習得は自由に選べるので、成長にはある程度の自由度があります。

斬新なバトルシステム

モーフドッジ

攻撃をかわしながら、モーフィング(ジョブチェンジ)するとスタミナに関係なく回避可能。

ただしシンクスロットを消費します。

このゲームではかなり重要ですし、私はよく使っていました。

モーフアタック

攻撃しながらモーフィング(ジョブチェンジ)すると、シンクスロットを消費するが強い攻撃を放つことができる。

モーフストライク

攻撃を当てたりジャスト回避したりすると溜まるゲージを消費して使うことができる強攻撃のようなものです。

これはゲージがたまってる状態で攻撃した際にエッセンス(ジョブみたいなもの)切替を行うことによって発動します

ライフスティール

これはメインのエッセンス(ジョブ)が敵にダメージを与えると、サブのエッセンス(ジョブ)の体力を回復できるというものです。

つまり、メインのエッセンスがボロボロになったら、別のエッセンスに切り替えて戦えば回復できると言うものです。

気になる点

好きなエッセンス(ジョブ)だけをプレイすることはできない

本作はエッセンス(ジョブ・職業)切替を前提としたゲームシステムを採用していて、受けるダメージは大きく、回復アイテムも少ないため、どうしても(正直言えばやりたくないような)ほかのエッセンス(ジョブ)も使わざるをえなく、自由度を若干奪っている点かなと思いました。

扱える武器も固定されてしまう

盾持ちでガッチリと安全にプレイしたい人も、防御力が貧弱な魔術師や盗賊をプレイしないといけないですし、逆に騎士で魔法や弓矢は使えないといった感じです。
使える攻撃手段はエッセンス(ジョブ)ごとに固定されているので、この点も自由度を損なっている印象を受けました。

専門用語がかなり多くあり、わかりづらさが目立つ

モーフィング、シンク、フィラクテリー、バウンドエッセンスなどなど、馴染みのない横文字のワードがかなり多いので、理解して使いこなすのに少し時間がかかるかもしれません

独特なストーリーでかなり難解

エルデンリングやダークソウルは分かりにくさはあるが、ところどころに心が惹かれる要素が沢山散りばめられており、また断片的でストーリー考察の余地をプレイヤー一人一人に残してくれていた点が非常に素晴らしかったのですが、このゲームではその点が残念ながら見当たりません。
一度で理解するには難しいかもしれません。

ダンジョン探索のワクワク感がない

こういったゲームはダンジョン探索も面白さの大事な要素で、「こんなところに道があったの?」「ここにアイテムが隠されていたの?」っという探索のワクワク感が乏しく、その点は残念でした。

難易度の高さは?

率直にいうとシステムに慣れるかなれないかで大きく分かれる気がします。

私は歴代のダークソウル、デモンズソウル、エルデンリングをプレイしてきましたが、システムがかなり異なるので遊び方も全然違います。

エッセンスの活用とそれに関わるバトルシステムが根幹なので、そこになれないとかなり難しく感じると思います。
エッセンスを切り替えながら、回避して攻撃していくプレイスタイルが基本で、その点を使いこなせるととてもプレイが快適になり難易度は下がります。
私は、このシステムに慣れるのに時間がかかり、かなり難しく感じました。

また敵も、どこまで行っても付きまとってくる敵ばかりですし、遠距離の矢もかなり遠くからでも追跡してきますので、道中も気を抜けず、ダメージを喰らう頻度は多く、回復アイテムは多くはゲットできないので、簡単ではないとは思います。

どんなプレイヤーにおすすめか

ソウルライクゲームが得意な方

アクションゲームが好きな方

斬新なシステムを採用しているアクションゲームが好きな方

プレイしての感想は?

カテゴリーとしてはソウルライクゲームですが、エルデンリングやダークソウルとはかなり別物の印象なので、少し期待していたものとは異なっていましたが、斬新なシステムが多数採用されていて、戦略性があり操作性も悪くないので非常に良い作品だと感じました。

他のゲームでは見たことのないようなシステムなので新鮮さがあり、慣れれば楽しいと思いますし、大きく難易度も下がると思います。

このシステムが気に入れば、とても楽しめる作品だと思います。

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