超探偵事件簿レインコードプラスの評価。購入を迷われている方へ(ネタバレなし)

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超探偵事件簿レインコードプラスで遊んでみて感じた感想や素晴らしいシステム、このゲームの魅力などを紹介します。
イラストが可愛い!と気になった方も沢山いるのではないでしょうか?
シリーズ作品でもないので、どんな作品か知らない方も沢山いらっしゃると思います。
そういった方も含めて、このゲームに興味のある方への購入への判断材料になればと思い、まとめてみましたのでどうぞ参考にしてみてください

物語のあらすじ

主人公ユーマは記憶を失い、自分の名前や目的すらもわからない状態で目を覚ます。
そんな彼の頭の中には幻聴が響き、ポケットの中には一通の封筒があった。
その中には、「超探偵」として列車に乗り、他の超探偵たちと合流するようにという指示が書かれていた。自分が誰なのかも分からないユーマは、その指示に従い、自分の正体や過去を知る手がかりが見つかることを期待して列車に乗り込む。

列車で出会った仲間たちは、皆それぞれ強烈な個性を持つ曲者ばかりで、さらに彼らは特殊な能力を備えた“超探偵”たちだった。物語の舞台は、雨が降り続く奇妙な街“カナイ区”。
ここで、記憶を失った探偵見習いユーマは、彼に取り憑いた謎の死神ちゃんと共に、特別な力を持つ超探偵たちと協力しながら、数々の未解決事件に挑むことになる。推理ゲームとしてのスリルと緊張感が、この奇妙な街で待ち受ける。

個性的なキャラクター達

超探偵の仲間たちは皆、個性豊かで魅力的です。
彼らとの会話シーンを見ているだけでも非常に楽しく、どうしたらこれほど個性豊かなキャラクターデザインができるのかと感心させられるレベルです。
普段は天然というかボーッとしているが、事件解決のための能力は物凄いものを持っている超探偵とか、落ち着いた風貌の賢い女性が事件の調査のために、簡単にドアを蹴破るワイルドな一面を持つなど、イメージをはかけ離れた面白い一面を持つ個性的なキャラクターばかり。
また会話も楽しいですし、声優さんの演技も一切の妥協もないもので、ストーリーを見ているだけで簡単にその世界観に入り込めるほどです。
特に、「死神ちゃん」がとにかく可愛い!そして面白い!

死神ちゃんの魅力 – 超探偵事件簿 レインコードのムードメーカー

『超探偵事件簿 レインコード』の世界では、マップの探索や調査、サブクエスト、謎迷宮など、あらゆる場面で死神ちゃんが絶えず楽しく、明るくしゃべり続けています。

彼女は常にポジティブですし声優さんの演技も一級品!
そして声も可愛らしく、イラストにぴったりです!
なので、見ているプレイヤーも自然と笑顔になれてしまうほどです
そのおかげで、ゲームの進行中は常に賑やかで活気に満ちた雰囲気が保たれています。

このゲームでは、殺人事件を扱い、街も常に雨が降り続いているため、暗く重たい雰囲気になるかと思いきや、死神ちゃんの存在がそれを打ち消してくれます。彼女の明るく軽快なトークが、プレイヤーの気分を盛り上げ、雰囲気を和らげてくれるため、楽しくプレイを続けることができます。

死神ちゃんの存在は、ゲームの暗いテーマとの絶妙なコントラストを生み出し、プレイヤーにとって心地よいバランスを提供しています。彼女のおかげで、どんなにシリアスなシーンでも、どこか明るさを感じられるのが、このゲームの大きな魅力の一つです。

このゲームの根幹となる「調査」と「謎迷宮」とは?

『超探偵事件簿 レインコード』は、事件を解決するための手掛かりを集める“調査”と、集めた証拠を駆使して真実にたどり着く“謎迷宮”という、二つのパートで構成されています。

調査とは

調査パートでは、事件現場を捜査しながら、時には超探偵の仲間たちの特殊能力を共有して手掛かりを探っていきます。
手に入れた手掛かりは、死神ちゃんによって具現化され、鍵となります。
この鍵は「解鍵(かいかぎ)」と呼ばれ、いつでも手帳メニューから確認可能です。
プレイヤーはこうして、解鍵を集めながら物語を進めていきます。

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さらに、調査中には愉快でユニークな能力を持つキャラクターたちの力を借りることができ、捜査自体も非常に楽しいものとなっています。
また、ストーリーが進むにつれて、捜査に使える能力が増えていき、次々と新たな展開が待ち受けるため、飽きることなくゲームを楽しむことができます。
常に「このトリックはどうやって実現したのだろう?」と考えながらプレイすることで、推理の面白さを存分に味わえるのが特徴です。
まるで自分が探偵漫画の中に入り込み、キャラクターを操作しながら一緒に考えているような、新鮮な感覚を楽しめます。

事件と関係のないところでも、調べれば探偵レベルを上げるための経験値を貯めることができるので、実際はくまなく探し回ったりして、捜査・探索要素をしました。

とても楽しかったですし、より世界観に入れるし、より理解ができるようになります

このように、ゲームの調査と推理のプロセスが楽しく、キャラクターとのやり取りも魅力的な『超探偵事件簿 レインコード』は、プレイヤーに新鮮で奥深い体験をさせてくれます。

謎迷宮と推理デスマッチ – 超探偵事件簿 レインコードの魅力

『超探偵事件簿 レインコード』の魅力の一つに、“謎迷宮”と呼ばれる異空間での推理パートがあります。
この謎迷宮は、事件の謎が具現化したダンジョンであり、プレイヤーはここを進みながら集めた証拠(解鍵)を駆使して隠された真実を暴いていきます。


しかし、その真実を隠そうとする人物の意思が具現化した“謎怪人”が立ちはだかることもあります。

謎怪人との対決では、彼らの発言に対して矛盾を見つけ出し、その矛盾に対応する解鍵をセットした“解刀(かいとう)”を用いて反論する“推理デスマッチ”が展開されます。このデスマッチは、緊張感と爽快感があり、プレイヤーにとって非常に魅力的な要素です。

さらに、謎迷宮にはさまざまな遊び要素が盛り込まれています。
例えば、“死に神ちゃん危機一髪”では、回転する文字から正しい答えを選んでいくスリリングなミニゲームが楽しめます。


また、巨大化した死に神ちゃんが障害物を回避しつつ謎怪人を追い詰める“大進撃 死に神ちゃん”など、ハチャメチャでユーモラスな要素も盛りだくさんです。

また、トロッコで進む道を選んだり、崩れそうな地面から浮いた地面に飛び乗って二手に分かれたりするなど、多様なアクション要素も含まれており、プレイヤーを飽きさせません。
これらの遊び要素を経て、徐々に事件の真相が明らかになっていくプロセスがとても楽しく、プレイするごとに新たな発見が待ち受けています。

最初は事件の全貌がまったく見えなくても、一つずつ真相に近づく快感は非常に心地よいものです。
このゲームの魅力を存分に味わうことができる素晴らしい要素の一つです。

超探偵フィナーレ – すべての真実が明らかに

『超探偵事件簿 レインコード』のクライマックスには、「超探偵フィナーレ」というパートが登場します。
これは調査パートを終えて、迷宮をクリアした後の最後のパートです。
ここでは、これまでの推理を振り返り、集めた証拠や手掛かりをもとに、すべての真実を一つにまとめ上げていきます。
フィナーレでは、断片的だった情報や解決策がつながり、頭の中で徐々に整理されていく感覚を味わうことができます。

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しかもとても分かりやすく、すぐに納得できるような描写で表現してくれます

このプロセスは、プレイヤーにとって極めて満足感の高い瞬間です。
これまで解き明かしてきた謎が一つの大きな本に収束していく過程は、推理ゲームの醍醐味ともいえるでしょう。
細かな部分がつながり合い、すべてのピースがそろったときの達成感は、まさに「超探偵フィナーレ」にふさわしいものです。

全体のストーリーが頭の中でクリアになり、すべてがつながったとき、達成感とともに心地よい余韻を楽しむことができます

謎迷宮スキル – 超探偵事件簿 レインコードの育成要素

『超探偵事件簿 レインコード』では、謎迷宮を攻略するために重要な要素として「迷宮スキル」が存在します。このスキルは、謎迷宮内での探索を通じて獲得できる「捜索ポイント」を使って習得することができます。

捜索ポイントは、ゲーム中の経験値に相当するもので、各エリアを捜索するたびにポイントが貯まります。これにより、探偵ランクが上昇し、ランクアップの際にはスキルポイントが与えられます。獲得したスキルポイントを使って、プレイヤーは新たなスキルを習得し、ユーマの能力を強化していくことができるのです。

このシステムは、あたかも『ドラゴンクエスト』のようなRPGに近い要素を持っており、プレイヤーはレベルアップを楽しみながら、徐々にキャラクターを強化していくことができます。スキルを獲得していく過程で、ユーマの推理力や戦闘能力がどんどん高まり、難解な謎や強敵に立ち向かう力を得ることができるのが魅力です。

また、どのスキルを習得するかはプレイヤー次第であり、ユーマをどのような探偵に育て上げるかも、プレイヤーの選択によって変わります。こうした育成要素が、ゲーム全体に戦略性と奥深さを加えており、プレイするたびに異なる体験が楽しめるのも大きな魅力です。

サブクエストと町の住人たち – 超探偵事件簿 レインコードの世界観

『超探偵事件簿 レインコード』では、プレイヤーが自由にマップを行き来でき、その中でサブクエストが用意されています。
これらのサブクエストは、町の住人たちの悩みを解決する依頼という形で進行します。
どの場所にクエストがあるのかが明確に表示されており、クエストを受諾すると、どこを捜索すればよいかもわかりやすく示されるため、スムーズに進めることができます。

各サブクエストには小さなストーリーがあり、どれもプレイしていて楽しい内容となっています。
また、これらのクエストをクリアすることで、まとまった量の探偵ポイントを獲得することができるため、プレイヤーにとっては嬉しいご褒美です。

サブクエストをこなす過程で、プレイヤーは作品世界をじっくりと味わうことができるようになっており、寄り道をしながらもその世界に深く浸ることができます。
特に、このゲームの世界は広すぎず、コンパクトでありながらも豊かで魅力的なため、サブクエストを進めるうちに町の住人たちに愛着が湧いてくるという不思議な感覚も得られます。

プレイヤーが寄り道をしつつ世界観を楽しみながら、報酬を得ることで、ゲームの進行にさらなる深みと満足感が加わります。このバランスの取れたシステムが、『超探偵事件簿 レインコード』の魅力の一つです。

誰におすすめ?『超探偵事件簿 レインコード』のターゲット層

『超探偵事件簿 レインコード』は、以下のようなプレイヤーに特におすすめです。

1. 推理ゲーム好き

このゲームは、事件の謎を解き明かすことがメインの推理アドベンチャーです。手掛かりを集め、証拠を突き詰め、真実にたどり着くという過程が好きな人にはピッタリです。また、事件が進展するごとに新たな謎が出てきて、プレイヤーを飽きさせません。頭を使ってじっくりとプレイするのが好きな人には、非常に楽しめる内容となっています。

2. キャラクター重視のストーリーを楽しみたい人

このゲームの登場キャラクターたちは、非常に個性豊かで魅力的です。特に、ユーマに取り憑く死神ちゃんの存在が、ゲーム全体の雰囲気を大きく変えています。彼女の明るく元気なキャラクターが物語を引き立てており、キャラクター同士の掛け合いやストーリーに重きを置いてゲームを楽しみたい人には特におすすめです。

3. ビジュアルや音楽にこだわりがある人

『超探偵事件簿 レインコード』は、フルボイスで展開される物語と美しいビジュアルが特徴です。キャラクターのデザインや背景の描写など、視覚的にも楽しめる要素が満載です。また、音楽も非常に高いクオリティで、ゲーム全体の雰囲気を盛り上げてくれます。ビジュアルや音楽にこだわりがあるプレイヤーにとっても、満足度の高い作品です。

4. テンポ良く進めたい人

複雑な操作や難解なパズルが少なく、直感的に進められるゲームプレイが特徴です。ゲーム内で行き詰まることが少なく、テンポ良く物語を進めたい人に向いています。また、サブクエストや謎解きもわかりやすく、無駄な時間をかけずに効率的に進められる点が、ストレスフリーなプレイ体験を求める人におすすめです。

5. 心地よいエンターテイメントを求める人

シリアスな事件を扱いながらも、死神ちゃんの明るい性格や、コミカルな演出が散りばめられており、重たくなりすぎずに楽しめるバランスが魅力です。ちょっとしたユーモアや軽いノリを楽しみながら、心地よくエンターテイメントを味わいたい人にピッタリです。

このように、『超探偵事件簿 レインコード』は、推理好きな人からキャラクター重視のストーリーを楽しみたい人まで、幅広い層に楽しんでもらえる作品です。それぞれのプレイヤーの好みに合わせて楽しめる要素が詰まっているので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

プレイして感じたこと

『超探偵事件簿 レインコード』は、完全フルボイスで展開されるので、物語や世界観にどっぷりと浸かることができます。
チュートリアルも丁寧で、操作方法はとてもシンプルなので、特に難しいところはありません。

キャラクターたちはどれも魅力的で、イラストも可愛らしく、見ているだけで楽しくなります。
ボイスもキャラにピッタリで、可愛い声からクールな声まで、プロの声優さんたちの凄さを感じます。
そのおかげで話がどんどん面白くなっていきます。
特に、死神ちゃんの声とセリフが最高!明るくて元気いっぱいなので、殺人事件を扱っているのに、全然暗くならずにプレイできちゃいます。
危機的な状況でも、彼女のおかげで何だかホッと和むんですよね。
ゲーム全体を通して、まるで小説を聞いているかのような感覚で、プレイすればするほど謎が気になって、ストーリーの続きがどうしても気になってくるのが久しぶりの感覚でした。
こうなってしまうと、もうプレイのやめ時がなくなり、どんどんプレイできてしまいます。
本当に素晴らしい作品だと思います。

まとめ

『超探偵事件簿 レインコード』は、独特な世界観と個性豊かなキャラクターたちが織りなす、魅力的な推理アドベンチャーです。
シリアスな事件を扱いつつも、死神ちゃんの明るさがゲームの雰囲気を明るくしており、プレイしていてとても楽しい作品です。
推理ゲームが好きな人や、キャラクタードリブンのストーリーが好きな人には、特におすすめの一作です。

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