ライザのアトリエの評価・レビュー!購入を迷われている方へ

ゲームのレビュー

ライザのアトリエ。シリーズ初心者の目線からのレビュー

先日、東京ゲームショウセールでライザのアトリエが割引価格で販売されており、以前から気になっていましたが、まだ手のつけたことのないシリーズでもあったので、購入しプレイしてみました。

結論から先に言いますと、非常に楽しく、ゲームを普段されない方にもクリアできるように丁寧に配慮されており、大満足な内容でした

特にストーリーに関しては、先が気になり、クエストなど寄り道することも忘れてしまうほどでしたので、そういった経験は久しぶりで、休日の時間を有意義に過ごせたと思います。

では具体的に、どのようなゲームであるのかをシリーズ未体験のプレイヤーの立場から、

1.操作性・ゲームのテンポ

2.ストーリーの大雑把な内容・世界観・没入感

3.ゲームを構成するシステムとゲームバランス

4.定価の値段に見合うクオリティなのかなどの総評

以上の4つの観点から評価して感想などをまとめたいと思います。また筆者はDLCは未プレイですので、あくまで本編のみのレビューです。

私のように、シリーズをプレイしたことがないけれど、気になっている方、購入を迷われている方などいらっしゃると思います。

購入するかどうかの判断の一つの材料として参考になれば幸いです。

まずはこの「ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」の軽い紹介を。

「ばいばいアトリエこの冒険をずっと忘れない」という意味深なキャッチコピーで、大人になる前の彼女達が、ひと夏の冒険から、それぞれが自分にとって大事な目標などを見つけそれに向かって努力し、成長していき、大切なものを見つける物語です。

余談ですが、ひと夏の思い出ってどこか懐かしくて、楽しくて、少し寂しいそんな感覚ってありますよね。楽しかったはずなのに、セミの声が少しずつ少なくなり、夕方になると鈴虫の鳴く声が増えてくると、夏が終わってしまうというどこか寂しい感覚ってありますよね。

ひと夏の出会いと別れというのはどこか切なくて、記憶にいつまでも残るイメージがあります。

私はこのキャッチコピーでそのようなことが脳裏によぎったので、購入するきっかけの一因になりました。

本題に戻しますと、この作品は2019年9月26日にコーエーテクモゲームスから定価7800円発売で発売され、今年の8月には累計50万本を突破し、まだまだ売り上げを伸ばし続けている大ヒット作品です。

このヒットの原動力のひとつになっているのが、主人公ライザで、SNSを中心にライザのデザインが話題となり、フィギュアの商品化計画がファンの強い要望によりスタートしたほどでした。

私個人的には、大手のゲーム情報雑誌でこの本作の公式コミック連載がスタートされ、そのイラストがとても可愛らしく、非常に魅力的に描かれているのも印象的でした。是非、興味がありましたら、Kindleであればいつでも、どこでも見れますのでご覧になってください。

1.操作性

直感的な操作で滑らかに移動しますし、難しい操作もいりませんし、会話もスキップできますので周回プレイの方にも配慮されている点だと思います。またメインストーリーにおける会話シーンではボイスがついており、感情移入しやすい点も素晴らしくテンポの良さを感じました。またオプションボタンを押せば、ストーリーのあらすじと次の目的地がすぐに分かりますので、前回のプレイから少し時間をおいてしまったとしてもすぐに話の記憶が蘇りますし、行き先が分からないってこともありません。

2.ストーリー

長さにおいては短くボリューム不足という声を聞きますが、そこまでやり込まないカジュアルプレイヤーの視点から言えば、丁度良い長さでまとまっていると感じました。ただ分岐点などはなく一本のレールを辿っていくものなので、一度ストーリーを見てしまえばそれで満足って感じる方もいらっしゃると思います。

ライザはクーケン島に住む、ボーイッシュな性格な部分があり、責任感と行動力のあり明るい性格を持つ平凡な女性で、ある夏の日の3人の冒険でアンペルという流狼の錬金術師とそのアンぺルと共に旅を共にするミステリアスな戦士リラから錬金術を学ぶことをきっかけに大きく運命が変化していきます。

3人がそれぞれに目標を見つけそれに向かって進み成長し、初めは村の住人は彼女らのことを町の悪ガキなどと称して、揶揄していたが、町の住人達の頼み事を解決したり、町の驚異となる魔物を討伐していくことで、住人の信頼を得ていく過程が丁寧に描かれているので感情移入しやすい作品だと思いました。

話が進行するにつれ、謎が明らかになり伏線が回収されていくにつれ、どんどん話に引き込まれていきます。またキャラクター1人1人に個性が際立っており、キャラクター演出もよくできていると思いますし声優の方の演技もよかったと思います。ただ個性が際立っているからこそ、キャラ別のイベントなどがあると、さらに感情移入しやすく、ストーリーに深みが出たのかなとも思います。

話は決して重くなく、また主人公ライラとその仲間達との会話は見ていて楽しいのも魅力の一つだと言えます。

昨今、海外のゲームが中心となり、重厚なストーリーや、プレイヤーの価値観など考えさせるような内容のいわゆる大人なゲームに触れる機会が多いので、当ゲームのような冒険をして結果的には世界を守るために戦うという単純かつ面白いRPGは、懐かしさも感じました。

3.ゲームシステム

システムの根幹になるのは錬金術の調合・採集・バトルの3つです。

武器・防具などの装備や戦闘を有利にさせるアイテムを作成する手段は「錬金術の調合」にあり、その錬金術を行うには素材となるものをフィールドで「採集」する必要があります。

またその採集においては、採集をできるフィールドを広げ、採れる素材の幅を広げていく必要があり、そのためにはメインストーリーを進行させたり、強敵を倒せる戦力が必要になります。戦力が上がれば、物語は進行し、行動範囲が広くなり、新たな錬金術が可能になります。

このように調合・採集・戦闘の3つのシステムがバランスよく噛み合い良い相互作用を生み出していると思います。

このシステムの繰り返しを基本的にすることになるのですが、できることが徐々に増えていき、新鮮さが常にあることと、先ほども記載しましたが楽しいストーリー展開がこの3つのギアに入り込み、結果として

飽きさせない作りになっていると感じています。

ではこの3つのシステムについて具体的に見ていこうと思います。

錬金術

シリーズ未体験の私でも難なく理解できました。

マテリアル環と呼ばれるマスにただ素材となるものを入れていくもので、調合に必要な素材や手順が直感的に理解できるような作りになっていました。また、そのマテリアル環に素材を入れていく際に、効果が発揮されていくのですが、投入回数に制限があるため、どの素材をどこに入れていくかを考えるのが楽しいですし、深みがあって、楽しいです。

また調合は最低限にしてストーリーなど他の要素を楽しみたいという方にも、簡易制作というものがありまして、低品質か高品質を選択してオートでやってくれるものもあります。

このように極めようと思えば、いくらでも強くなれる装備やアイテムを作成可能なほどやり込みは可能ですし、逆に必要最低限にしてカジュアルにプレイをしたいという方にも問題はない作りとなっており、非常に素晴らしいシステムであると思いました。

採集

結論から言うと少し退屈で飽きが出てしまい、いわゆる「作業」に感じました。また序盤に関してはファストトラベルがないので非常に面倒に感じました。

同じ採集場所でも使う採集道具で採れる素材が変わってきます。初めは新鮮で面白い要素だなと感じましたが、採取道具の切替がいちいち面倒だったり、この素材はどこで、何の採集道具を使えばいいのか?分からなくなったり、また採取中に敵に見つかるとどんな格下でも襲われるのですが、それもイラつきを助長させる一因になることがありました。特にエリア自体が少し広いので、どのエリアで採取できるか分かっても、そこのどのあたりにあるのか分からないのが一番辛い。

ただファストトラベルが簡単にかつほとんどロード時間もなく行えるので、その点があってとても助かった点は非常に良い点でした。

私個人的には良い点はもちろんあるものの、採集というシステムは若干不満の残るシステムでした。

戦闘

この要素は非常に面白いものでした。基本的には3人で戦闘するのですが、プレイヤーは1人のキャラクターを操作していきますがプレイするキャラクターの選択はいつでも可能です。リアルタイムで戦闘は進行していきスピーディかつテンポの良い戦いを楽しめますが、一方で時間を止めて戦闘の流れを1度立ち止まって考えることも可能です。攻撃などの行動をすることでAPというポイントが溜まり、そのAPを消費することでより強いスキルや必殺技を発動できる他、最大値まで貯まることでタクティクスレベルというものが上がり、攻撃回数やスキルの効果を上げることができる。また、戦闘中に仲間からのオーダーをクリアすると連携が始まり、大ダメージを叩き込むことも可能です。そのスキルも派手な演出なものが多く、爽快感があって楽しいです。

戦闘が苦手な方でも、難易度をいつでも下げることが可能で、ゲームを普段あまりされない方でもクリアできるように配慮されています。

スピーディかつテンポよく爽快感あるバトルは近年では一番なバトルシステムであると感じました。

戦闘や錬金術は初めはできることが多くて、「こんな事が色々できます!はいスタート!」みたいな感じで少し戸惑うこともありましたが、プレイしていくにつれ慣れていくと思いますので問題ありません。

4.総評

定価が7800円であるので若干高いかなと感じますが、セールなどで20%引きなどであればお買い得だと思います。

ストーリーやキャクターが非常に魅力的ですし、戦闘システムも爽快感があって楽しいです。難易度も変えることが可能なので、ゲームが不得意な方でもクリアできます。是非多くの方にこのライザのアトリエを手に取ってもらって楽しい時間を過ごしていただきたいなと思います。

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