[MTGアリーナ]エルフデッキはヒストリックで通用するのか

MTG(マジックザギャザリング)

エルフは気になるけど、強いの?と思われる方も多数いるのではないでしょうか?

また、スタンダードで中途半端なゴルガリのエルフデッキを作った人も多かったのではないでしょうか?

現スタンダードではなかなか渋いエルフですが、ヒストリックではかなり強い立ち位置にあります。

今回はそのエルフデッキの動きや強さの秘密をお伝えしていきます。

まずデッキリストはこちらです。

メイン

アロサウルス飼い 2枚

ヤスペラの歩哨  3枚

ラノワールエルフ 4枚

エルフの戦練者  4枚

ドゥイネンの精鋭 4枚

エルフの部族呼び 4枚

領海渡り     3枚

傲慢な完全者   3枚

エルフの大ドルイド 4枚

スカイシュラウドの擁護者、フレイアリーズ 2枚

集合した中隊   4枚

変わり樹の共生  1枚

孔蹄のビヒモス  1枚

土地

ギャレンブリグ城 3枚

ハイドラの巣   1枚

森        17枚

エルフデッキの強いところ

クリーチャートークンをどんどんと横に並べてリソースを生み出し続け物量で圧倒できる!

特にドゥイネンの精鋭エルフの戦練者の2マナのクリーチャーコンビが強い。1枚なのに2枚分以上のリソースがあります。

また横に増えたクリーチャーをさらにパワーとタフネスを強化して殺傷能力を高めることができるという縦への展開が強力です!

この大事な役回りはエルフの部族呼びエルフの大ドルイド傲慢な完全者が役割を担います。

この横と縦への展開が良いバランスで噛み合うと最大火力を叩き込めます!!

またスカイシュラウドの擁護者フレイアリーズはクリーチャーを強化しクリーチャーの数も増やしてくれるため、これ1枚で縦横展開が可能ですし、後述しますが

マナを生み出す能力を持つクリーチャーとも良いシナジーを作り出します。

このデッキにおいてとてもバランスの良い強いカードです。

これで3マナなのが素晴らしい。

さらに!

超絶火力強化として

孔蹄のビヒモスアロサウルス飼い、 エルフの戦練者の破壊力アップはやばいです

超絶物量強化として

集合した中隊 領海渡り

これらはいずれもエンド級の破壊力があり、ほぼフィニッシュまでもっていけます。

それくらいの破壊力がかなり早い段階で可能になるところが、他のデッキに比べ特筆して強い点です。

このデッキの中核は?

もちろん

集合した中隊です。

先述した通り、クリーチャーの数を一気に増やし、場の横軸への強化ができる強烈なカードですが

ロード能力(全体的にステータスを強化する能力)のある、エルフの部族呼びエルフの大ドルイド傲慢な完全者をうまく引ければかなりの縦への強化が見込めます。大体引けますが。

それにエルフの戦練者ドゥイネンの精鋭があればさらにクリーチャーの物量が増えます。

つまり縦と横への強い展開ができるので、このデッキの要といえます。

また相手のターンで全体除去を撃たれたりなどしても、その相手のターン終了時に集合した中隊を撃てばすぐに場を立て直すこともできますし

相手がクリーチャーで攻撃して来たフェイズに、この集合した中隊を撃てば複数体でブロックして返り討ちが可能です。

いわゆるコンバットトリックですね。

まさにこのデッキでやりたい事がほとんどこのカードの中に入っているとても重要なカードですね。

このカードを必ず撃ちたいために4枚にして、

このカードの能力をフルに存分にチカラを発揮できるよう、フレイアリーズ以外は全てクリーチャーでデッキが構成されています。

マナ(土地)事故が少ない!

単色デッキの最大の強みと言っていいマナの事故の少なさが大きなメリットです。

安定感があるため、一定の強さを発揮できるので運の要素による展開のブレは少ないのでストレスフリーといえるのではないでしょうか

マナを無駄なく使える!

私がこのデッキで一番魅力的な点はここにあると思っています。

マナを生み出すクリーチャー(ラノワールエルフなど)の後半のマナの使い道や、マナフラッド(土地引きすぎた)という事故、エルフの大ドルイドによる爆裂マナ能力の使い道が

アロサウルス飼い部族呼び領海渡りフレイアリーズ変わり樹の共生モス

と多数あるので溢れるマナを無駄なく使えますし、どれも勝負を決めるほどの奥義に近い能力ばかりで勝利に近づける道標でもあります。

逆に土地が出なくてマナがスクリューしている場合でもマナを生み出すクリーチャーがかなりの枚数入っていますので、ある程度ケアできます。

それに単色のメリットでも書いた通り、森さえ生み出せばいいので色の事故も起きません。

そのためマナの問題でストレスを感じる事は少ないですし、マナのベースがしっかりしているので何試合やってもデッキの本来の実力を安定して出しやすいので、結果のブレがそれほど大きくない印象です。

どんなクリーチャーも無駄にならない

これらの展開を最速で無駄なく展開するためのマナを生み出してくれるラノワールエルフヤスペラの歩哨がかなり重要な役割を果たします。

基本的にマナのクリーチャーは序盤だけしか活躍が見込めないことが多いのですが、このデッキにおいては序盤はマナの提供後半はロードなどで強化されている場合が多いのでかなりの殺傷能力を持った立派な戦力のクリーチャーとして活躍してくれます

エルフの戦練者エルフの大ドルイドが場にいる状態で出すことで、トークンを生み出すトリガーになったり、マナを生み出す頭数に入ったり、たった1マナのクリーチャーが莫大なアドを生み出してくれます

色々なシナジーが噛み合い、まさにどんな場面でも役に立つこの1マナ圏内のクリーチャーは素晴らしい働きを見せます。

弱点といえば?

このようなクリーチャーをどんどん出していき、最終的には強化して殴り切るビートダウン戦略には全隊除去で流されてしまうことと、序盤に大きいサイズのクリーチャーを出されてしまうことによる速度ダウンが致命傷になります。

全体除去(手札の枯渇)への対策は?

領海渡り集合した中隊です。

相手の持っているデッキの色と戦略を見て、この2枚は手札に温存しておくことが大事です。

ただ勝負を決める最後の一押しとしても使える大事なカードではあるので、状況出して良いタイミングの見極めが大事であると思いました。

この2枚のカードは運の要素も若干ありますが、素早く場の立て直しが可能です。

またフレイアリーズは全体除去を撃たれても無傷なので、相手に対してアドを取り続け、立て直しをして、プレッシャーをかけ続けます。

サイド後は相手も除去をかなり入れてくる場合があるので、英雄的介入でなんとか対処することも大事です。

大きい厄介なクリーチャーには?

恋煩いの野獣など序盤にでる大きな生物は、基本はつらいのですが、このデッキは自分の場のクリーチャーをどんどんサイズを、それも複数大きくすることが可能であっさりと壁を打ち破れるくらいまでに成長するので、そこまで大きな問題にはなり得ないです

クリーチャーの睨み合いの戦況でも強い

クリーチャーデッキ同士の対決において、お互いに殴れずにお見合い状態になることがよくありますが、

このデッキにおいて領海渡り集合した中隊など1枚で一気に戦況を変えるカードがあるので

クリーチャーデッキ同士のお互い殴れないという歯痒い戦況を変えてくれるカードがあるのはとても強いところです

初心者に優しいデッキ

このデッキは、相手がどのようなデッキかというものはあまり関係はなく、しっかりと自分のデッキが回ることに集中すればいいので、

駆け引きや読み合いなどの要素は少ないです。

もちろん全体除去を持っていそうなデッキを相手にした場合は、それなりの立ち回りが必要ですがね。

クリーチャーを並べて、強化して殴る!殴る!叩き潰す!という力こそ正義!!なデッキそのものです。

これぞエルフ!というシナジーの多さが魅力

クリーチャーの頭数に応じたマナの生成能力

クリーチャーの数が増えれば、それだけ全体火力が上がるロード能力

エルフという種族シナジー

それと何と言っても、フレイアリーズラノワールエルフのコンビネーションは強烈すぎます!

特に

1ターン目 ラノワールエルフ

2ターン目 フレイアリーズラノワールエルフを強化してアンタップ⇨手札の強化されたエルフをプレイ!

この動きは相手を圧倒します。

エルフ単体ではそこまで強くなくても、森という彼らの知り尽くした庭で、それぞれのエルフの得意分野を出し合うなどして、部族が一致団結して集団戦術を実行して一気に仕留める芸当はまさにエルフと言えますね!

最後に

このデッキであればBO1であれば、ある程度楽にミシックに行けると思います。

BO3だと、こちらのサイドデッキの軟弱さと、相手の除去のオンパレードに耐えうるかはかなり微妙です。それでもある程度は勝てるとは思いますけどね。

素早い展開あっという間に増えるエルフ部隊強烈な全体強化と爆発力迅速なリカバリー能力マナの事故が少ないストレスのない安定感、どれをとっても私には魅力的であり、とても好きなデッキです。

是非、ご興味があれば手にとって遊んでみてください!

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