日頃の学校生活・職場の人間関係・家庭内のトラブルなど、ストレスや疲れが貯まっている方はいつの時代も沢山いらっしゃると思います。
ましてや、こんなご時世ですので、好きに旅行やら友人と飲んで騒いでもしづらい環境になってしまい、また想定していた学校生活や就職もできず悩む方も数多くいらっしゃることであると思います。
そのような方々に対して何ができるのかを考えたときに思いついたのが、傷ついた心や疲れた身体を癒してくれるものを紹介していくことから始めてみようと思いました。
映画は観るもの全てに少なからず影響を与えてくれることが多いですし、だからこそ人生においての大事なことを教えてくれるものでもあります。
その中でも、「疲れを癒し、元気をくれる映画」を3作品紹介したいと思います。
ラストベガス
あらすじ
58年来の親友同士であるビリー(マイケル・ダグラス)とパディ(ロバート・デ・ニーロ)、アーチー(モーガン・フリーマン)とサム(ケヴィン・クライン)。
彼らの中で唯一独身を貫いてきたビリーが、娘ほどに歳の離れた、年下の恋人と結婚することになり、彼を祝うためにラスベガスに集結する。
外見は年老いたおじいちゃんだが、中身は少年のままの彼らが集まり、ビリーの独身最後のバカ騒ぎで盛り上がる中、パディだけが不機嫌そうな表情を浮かべ乗り気ではなかった…というお話
感想
マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケビン・クラインという誰もが知る実力派俳優4人が豪華共演を果たしたコメディドラマです。
とにかく笑えましたし楽しかったです。
彼らは58年経っても中身はあのときの少年のまたで、変わっていない彼らは仲良くて、何でも話せて、その年齢特有のジョークも言い合って、見ているだけでニヤニヤしてしまいましたね。
印象に残っているシーンの一部をご紹介すると、結婚式をやることになり、それを伝えようと電話で「大事な話しがある」と伝えると第一声が「おう!なんてことだ。ガンか? 前立腺か?」って返したり、
彼等が再会した際も「あいつの髪はどこから?」「尻からだろ」とか、さりげなくするやり取りが、まさに少年っぽさを残したヤンチャなオジサンって感じで観ていてとても楽しかった。
そして彼等の生き方が前向きでキラキラしていて、多少の悩みはあれど、それを吹っ飛ばす勢いがあるところがすごいなと思いますし見習いたいなと思いました!
そして彼等4人は58年来のただの仲良しなだけではなく、長い間一緒に過ごせば起こりうる確執や感情などがこの物語のとても良いスパイスになっており、話を盛り上げてくれています
何歳になっても輝ける!そんな彼等を見ると、悩みやストレスを吹っ飛ばしてくれますよ!
人生を少しでも後悔なく楽しむ要素を教えてくれている気がしました。
人生を楽しむ一つの要素と、そうするためにはどう行動すべきかを学んだ気がします。
今何かに悩んでいる方、ストレスや嫌なことがあり落ち込んでいる方、この映画を見れば、素敵でダンディなオッサン達がきっと忘れさせてくれると思いますよ!
なんでこんなことで悩んでいたんだろって思えてきますから。
はじまりのうた
あらすじ
グレタは、恋人であるデイブと共に作成した曲が、映画の挿入歌となったことがきっかけで評価され、ニューヨークへと移り住むことになる。
デイブだけが注目されるようになり、売れていく。すれ違いが徐々に生じてきた頃に、デイブは浮気をしてしまう。
裏切られた彼女は、成り行きでライブハウスで歌うことになるが、その歌声が、音楽プロデューサーであるダンに見出される。
会社をクビにされたばかりのダンは一文なしであったので、音響施設の無い場所で予算をかけずにアルバムを制作していくことになるが…というお話
感想
私は音楽のこと全然分かりませんが、音楽の持つパワーのを凄さを観ていて感じました。
何もない日常風景であっても音楽を聴きながらをる流すと、見えているものが突如として変わる魔法のようなパワーを持っているんですよね。
お互いのことを深く知り合うにはプレイリストを聴くことで充分であったり、家族関係で若干ギクシャクしていても互いにギターを奏でれば、すぐに関係は温まる。
余計な言葉はいらない。そんな音楽の魔力は凄いなと感じました。
そんなそして時には落ち込んだ人を励ましたり、楽しく気持ちをハイテンションにしたりもできる。
そんなにを音楽の魅力が好きな人達が集まって、ただ良い作品などをを作るために楽しみながら、音響施設のない場所でレコーディングする姿が、ホントに楽しそうだったし、見ているこちらにも音楽は最高!って伝わってきます。
自分の好きなことを、とことんやっていく姿は楽しそうですし、元気や希望をくれる気がします。
それとキーラ・ナイトレイの優しい歌声が聞いていてとても心地が良かったです。
人に裏切られて気持ちがボロボロになり、落ち込んで、不安や絶望を抱えていても、自分の好きな音楽をお金に関係なく、表現し尽くしたいという主人公の歌声とマッチしているなと感じました。
めぐり逢えたら
あらすじ
妻マギーを失ったばかりで悲しみに明け暮れる建築家のサムは一人息子のジョナを連れて、気分を変えるために新しい街シアトルへ移住するところから話が始まる。
クリスマスイヴの夜、落ち込んだサムを心配したジョナはラジオ番組の相談番組に電話で出演し「新しいママを」というお悩み相談することに。
息子の説得によりサムは、嫌々ながらも電話にでて、ラジオのパーソナリティのに対して胸の内を打ち明けることに。
そのラジオをたまたま聴いていたアニーは何か運命のような感覚を覚え・・・。というお話です。
感想
トム・ハンクスとメグ・ライアンの共演を果たしたラブストーリーです。
その後同じキャストで「ユーガットメール」という作品も制作されていまして、私はその作品がとても好きで、その作品がきっかけでこちらの「めぐり逢えたら」という作品に出会いました。
ラジオ番組で、サムが亡き妻との思い出を語り、辛い胸の内を伝えた後に、パーソナリティが「では、どうしたい?」という問いへの答えが、とても印象に残っています。
深い愛が根底にありつつも、寂しさや悲しみ、切なさで溢れた言葉がその一言に込められているなと感じました。
皆さんも大切な存在を失い、辛い思いを経験をしたことはあるのではないでしょうか?
私は、そういった経験がありますので、深く共感しました。
ただ、過去ばかりを振り返っても前には踏み出せないのも事実です。
物語中でもサムなりに自分のペースで前向きに行動し、運命という大きな力に後押しをしてもらい、素晴らしい出会いへと繋がっていきます。
その運命の力には、確実にジョナとアニーが決して諦めなかったという執念と、行動に出続けてきた行動力から生まれたものだと思いました。
待ってるだけでは運命の出会いなんてものはないってことですよね。
そしてラストはとても感動します。
特にジョナとサムの表情がとても印象的で、泣けました。
この作品は悪者はいないし、悲劇的な要素もエロスもありません。
最後まで観れば、観ている人全てが暖かくなるような、幸せになるようなストーリーだと思います。
この作品を通じて、運命を感じても、行動をしないと無駄になってしまうと、実感しました。
自分に正直に生きることは1番良いこと!
なかなか行動にはできないですけどね。
観終わったあと、いい映画だったな〜と暖かくなり、疲れた心や身体を癒してくれると思います。
まとめ
この3作品はどれも、制作者側の愛が沢山詰まった素晴らしい作品ばかりです。
どれか気になる作品が一つでもありましたら、是非観てみてください。
きっと疲れやストレス、悩みから解放される糸口になってくれると思いますよ。
コメント
[…] […]
[…] […]